広島の老舗お好み焼き店が大幅改装-席数倍増、客層拡大へ

鉄板はコの字型に配備した鉄板でお好み焼きを焼く3代目越田昌洋さん

鉄板はコの字型に配備した鉄板でお好み焼きを焼く3代目越田昌洋さん

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 広島・薬研掘通りそばの老舗お好み焼き店「越田本店」(広島市中区流川町、TEL 082-241-7508)が10月下旬に店内をリニューアルし、席数を2倍にして営業を再開している。

海外からの観光客も訪れる

 創業から半世紀を迎える越田は、戦後の広島で駄菓子屋からスタートしたお好み焼き店。4年前に亡くなった創業者の故・越田朝子さんの後を長男の益生さん(55)が2代目として継いでいたが、今回のリニューアルをきっかけに広島駅そばのフードテーマパーク「駅前お好み広場」(南区松原町)で店長を務めていた3代目にあたる孫の昌洋さん(28)が本店の店長として戻ってきた。

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 リニューアル前は住居スペースも併設した、カウンター7席の手ごろな店だったが、利用客の来店時間がほぼ同じで客の取りこぼしも多かったため改装に着手。住居スペースを取り壊して奥座敷に改装し、店舗面積を約3倍の14坪に広げ、鉄板も増設し、1度に30人ほど入れる店としてリニューアルした。創業当時から染み付いた「油だらけで汚かった天井や壁」(昌弘さん)も木目調に統一。店外には、店に入りやすいように「ひろしまお好み焼き」という大きな赤いのれんを掲げ、入り口の扉は創業当時のまま手をつけず「雰囲気を残した」。

 メニューは、定番のお好み焼き(肉玉そば・うどん、750円)や肉・卵・イカ天・ネギが入った「越田スペシャル」(1,000円)、ネギもちチーズ焼き(1,100円)や豚キムチ(600円)、白肉(1,000円)などの鉄板焼きを用意。本店では、女性の利用客も多いことからレンコンバター焼き(700円)、オクラ焼き(600円)、山イモ焼き(600円)ほか野菜を使った鉄板焼きメニューも。今回のリニューアルでは、広島でも導入台数が少ない角ハイボール(400円)やカクテルを作る「ハイボールタワー」も目玉として導入した。

 利用客は週末に集中しており、時間帯は22時までと24時以降の二極化。「飲む前と飲んだ後の締めでの利用が多い」と3代目の昌洋さん。リニューアル以降、同店では、お好み焼きを昌洋さん、鉄板焼きを益生さんと2代目、3代目が作業を分担しながら鉄板の前に立っている。

 営業時間は18時~翌3時。日曜定休(連休の場合は最終日)。