70年代のビンテージヘルメットやウエアなどを扱う洋服店「ROOSTER(ルースター)」(広島市中区吉島西1、TEL 082-245-1045)で11月28日、広島県内のサーキット場で今月行われたビンテージモトクロス大会「ENDLESS SUMMER」の様子をビデオ鑑賞するイベントが行われる。
ENDLESS SUMMERは、広島のビンテージモトクロス愛好家が中心となって結成し、県内の「オートランド黒岩」(三次市)で行う「草レース」大会。2006年の大会開始から会を重ねるごとに参加者は増え、現在ではエントリー人数80人、車両台数は100台を超え、天候に恵まれれば300人余りのギャラリーが集まるイベントに成長した。
レース参加者はほとんどが男性だが、9割がレース経験のない初心者。「みんなでワイワイやっている」と大会を主催する同店の久保繁樹さん(32)。イベントは、バイク店のスタッフ10人を中心に参加者を含むボランティアの協力で成り立っている。
大会は1日かけて開催し、1台で参加する人や車両のクラスに応じて2台持ち込む人などさまざま。1台で1日3レース行い、大会は年3回、4月、6月、9月をめどに行う。レースは、5人程度のグループ参加が多く、県内からの参加者が約7割を占める。参加者の層も20~60代と幅広く、「年齢に関係なく、みんなで遊べる」と久保さんはビンテージモトクロスの魅力を話す。
当日は、コーラなどのソフトドリンクとピザを用意。立食形式で、11月1日のレースを編集した映像を鑑賞する。店内には30人ほど入ることができるため「当日ふらっと来てほしい」とも。
開催時間は21時~23時。チケットは1ドリンク、ピザ食べ放題で1,000円。次回の大会は来年4月を予定しており、レース開始1カ月前から受け付ける。