広島・袋町に兄弟経営の多国籍料理店-メキシカンダイナーをイメージ

幅を広めに取ったバーカウンターにはテキーラやカクテルが並ぶ。

幅を広めに取ったバーカウンターにはテキーラやカクテルが並ぶ。

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 兄弟で経営するアメリカンとメキシカンを中心とした多国籍料理店「Graffity(グラフィティ)」(広島市中区袋町、TEL 082-243-3669)が10月7日、NTT西日本広島支店そばにオープンした。

牛肉の「カルネタコス」ランチセット(広島経済新聞)

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 メキシカンダイナーをイメージした同店。店内では、ゆったりとした音楽を流し、落ち着いた現地の雰囲気を再現する。幅を広めにとったカウンターの正面には厨房を配置し、調理の様子やスタッフの動きを見えるようにした。店舗面積は約26坪。席数はカウンター=9席、テーブル=7卓26席。ソファ席も設け、テーブルは料理を食べやすい高さにこだわったという。ビル4階に位置する同店天井に張ったネオン管は、夜になるとオレンジ色に輝き、通りからは光が浮かび上がっているように見える。

 手掛けるのは、中島太さん・海さん兄弟。経営と接客は兄の太さん、料理は弟の海さんと仕事を分担する。日本料理店やアメリカで働き、本場の味を勉強してきた海さんが作る料理は約40種類。日本人の口に合うようにアレンジを加え、サルサやタコスだけでなく、サワークリームまで全て手作り。料理の盛り付けにもこだわる海さん。ボリューム感やダイナミックさを抑え、日本料理特有の美しい盛り付けを取り入れる。

 「人気」(太さん)のメニューは、骨付き肉(1,280円)、手羽中をスパイスしマリネで揚げた「バッファローチキンウィングス」(700円)、メーン料理を2種類の中から選べる日替わりランチ(850円)、メキシコのおやつ「揚げバナナとアイスクリーム」(500円)。

 平日のランチタイムに行っている日替わりランチは肉か魚のメーン1品とサラダ、ライス、コーヒーのセット。メーンはハンバーグ、白身フライ、鶏肉のピリ辛焼き、サーモンのソテー、タコスなど。土曜・日曜・祝日はタコスとサラダとポテトがセットになった「タコスランチ」(580円~)。牛肉の「カルネタコス」セット(600円)の人気が高いという。

 ドリンク類は、メキシコビール「ネグラモデロ」(700円)、アメリカビール「ミラードラフト」(700円)、ウーロン茶(330円)、コーラ(330円)など。女性向けに「生姜梅酒」(700円)ほか10種類の梅酒にやビールにレモン果汁を加えた「レモンビール」(700円)やカクテルを用意する。利用客の大半は20代後半~30代の女性。客単価は、昼=850円、夜=3,000円。

 サッカー好きの中島兄弟。店内の大型テレビでサッカーや地元のスポーツチームの中継を見ながらみんなで応援するなどのイベントを行いたいとしながらも、「まずは味で勝負したい」と意気込みをみせる。

 営業時間は、11時30分~14時(ランチタイム)、18時~25時。

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