的場町・センイシティにカフェ新店-自然をモチーフに店内を演出

写真=青いビルが目印の3階建てカフェ「エルミタージュ」外観

写真=青いビルが目印の3階建てカフェ「エルミタージュ」外観

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 雑貨店や繊維の卸店が点在する的場町のセンイシティに8月17日、3階建てのカフェ「エルミタージュ」(広島市南区的場町1、TEL 082-261-1110)がオープンした。

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 青い3階建てのビルが目印の同店。JRAが並ぶ駅前大通りから1本入っただけで独特の静けさが漂い、店内からは近くを通る市電の音が聞こえる。店名の「エルミタージュ」はフランス語で「隠れ家」を表す。

 店舗面積は約40坪で、席数は1階=14席、2階=14席、3階=20席。自然をモチーフに各フロアごとにコンセプトを設けたほか、階を上がる度に照明が暗くなる工夫を施す。テーブル席の1階は、壁に「石」を使い無機質な空間を創出。掘りごたつを採用した2階には、テーブル間に仕切り板を置き、壁には「砂目」で「和」を演出する。3階へは隠し階段のような古い階段を上がって移動。ソファ席の3階は、木を壁一面に使用し、和風な室内に赤や白のポップなソファを置いた。壁の木には、オイルを荒めに塗り、窓の格子も手塗り風に。「完璧すぎず、安心感のあるように仕上げた」とオーナーの東田将宏さん。3階の階段脇には、こっそり座れるカップル向けの2人掛けのスペースも用意する。

 メニューは、温めて出す手作りの「わらびもち」(400円)、日替わりでムッシムパネンのケーキが登場する「本日のケーキ」(450円)、「ケーキセット」(800円)は本日のケーキにドリンクが付く。エーデルビルスの生ビールやカンパリ、ラムなどの各種カクテルなどのアルコールは全て600円。ドリンクはカフェオレ、紅茶(各500円)、コーラ、オレンジジュース(各350円)ほか。

 ランチタイムでは、サラダ・ドリンク・スープ付きの「タコライス」(900円)、「焼き鮭のフレーク丼」(900円)が「人気」(東田さん)。リピーターも出てきたタコライスは、ご飯の上にひき肉とスパイス、ケチャップを加えて味を付け、その上にスライスチーズと千切りにしたレタスとトマトをのせてケチャップをかけて食べる。焼き鮭のフレーク丼は、なめたけとご飯を混ぜ、おくらのしょうゆ漬けと焼いた鮭フレーク、かいわれを乗せた。

 利用客はビジネスマンやOLが多く、客単価は900円~1,800円。今後はメニューを変更するなど「常にフレキシブルでありたい」と東田さん。広島では珍しい紅茶とスコーンを食べるアフターンティータイムの導入も、今後予定しているという。

 営業時間は、平日=10時~翌1時、土曜・日曜・祝日=10時~22時(11時30分~14時はランチタイム)。

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