宮城県仙台市の小さなスーパー「主婦の店 さいち」で販売されている「さいちのおはぎ」が11月23日から、そごう広島店(広島市中区基町)で始まる「第27回 宮城県の物産と観光展」で3日間限定販売される。
これまで消費期限の問題から関東以西での販売ができなかった同商品。仙台~広島間の就航路線があるIBEXエアラインズが協力し、空輸と運輸の貨客混載を経て、広島に初登場する。
おはぎは、粘り気が強い宮城県のもち米「みやこがね」と北海道産の小豆で作ったあんこを使う。味はあんこ、きな粉、ゴマの3種類。約40年前から作り続けており、最高日販2万5000個以上を販売。宮城県物産振興協会の蜂谷さんは、「素朴な優しい味と甘さが控えめなあんこが人気の理由」と話す。
23日は、朝5時に宮城県物産振興協会職員がおはぎを受け取り仙台空港へ出発。仙台空港で商品をIBEXエアラインズに引き渡し、7時35分仙台発、広島行きの飛行機に乗せる。広島空港には9時20分に到着。リムジンバスでそごう広島店に隣接する広島バスセンターまで運び、13時ごろから催事会場で販売する。販売前には、整理券を10時から配布する予定。
販売価格は2個入り=281円。各日300セット限定。販売予定日は11月23日・26日・28日。営業時間は10時~19時30分(最終日は17時閉場)。11月30日まで。