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広島・宮島でもんぺ展示即売会「お寺でもんぺ」 300本そろえる

宮島をモチーフに鳥居、しゃくし、紅葉をデザインしたもんぺ

宮島をモチーフに鳥居、しゃくし、紅葉をデザインしたもんぺ

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 広島・宮島の大聖院(廿日市市宮島町)で9月24日から3日間、約300本のもんぺを集めた展示即売会「お寺でもんぺ」が開催される。

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 主催はメーカー、小売業のうなぎの寝床(福岡県八女市)。同社では、福岡県南部で織られている久留米絣(がすり)をはじめ、日本全国のテキスタイル産地から生地の魅力を発信、継承しようともんぺを制作している。

 会場となる大聖院では、日常着や作業着として、もんぺを長年愛用しており、2017(平成29)年にイベントを初開催した。以降、毎年開いてきたが、コロナ禍で中止した年もあり、宮島での開催は3年ぶり。

 展示販売するもんぺは久留米絣を中心に、福山市の伝統工芸「備後絣」がルーツの「備後節絣MONPE」や、備後絣から発展した「福山デニムMONPE」など、約300本。販売価格は1万円~2万円。

 期間中、同寺院では8月10日に始まった空海生誕1250周年を記念した御朱印の授与や原子爆弾投下後の広島で原爆犠牲者や戦争犠牲者を弔うために安置された広島大仏を公開する。広島大仏は安置から10年後に行方不明となり、半世紀後に奈良県で再発見された。9月12日から同所で公開し、奈良県の極楽寺へと戻る予定。公開は10月10日まで。

 もんぺの展示は9時~17時。今月26日まで。

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