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広島に省人化ホテル「グランドベース」 グループ宿泊に対応、非接触にも特化

「グランドベース平和公園前」が用意する客室「スタンダードA」(37平米、定員4人)

「グランドベース平和公園前」が用意する客室「スタンダードA」(37平米、定員4人)

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 広島平和公園近くに4月、グループで宿泊できる空間設計を行った省人化ホテル「グランドベース平和公園前」(広島市中区堺町1)がオープンした。

「グランドベース平和公園前」のエントランス

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 「グランドベース」は、リクリエ(福岡県福岡市)が2018(平成30)年から運営するホテルブランド。現在は西日本エリアを中心に約60施設を展開しており、広島県では広島駅近の「広島光町」「広島駅前」に次いで3施設目。

 大人数で1部屋を利用できる「家のような内装設計」が特徴で、IoTプロダクト開発と連携を行い、独自のオペレーションを構築して無人フロントを実現。ホテルスタッフの人材不足を解消し、固定費を削減することで、宿泊料金を抑える。

 新型コロナウイルス発症前は、国内、海外の宿泊客が半々で、旅行を目的した利用が多かったが、昨今では、気分転換や映画鑑賞、ゲーム大会を行うホームパーティー、女子会などの感覚で市内や隣県からの利用が増えたという。

 施設は全て新築物件で、客室は1室30平方メートル以上を基本として展開する。「平和公園前」は、2階建てで、36平方メートルの4人部屋(36平方メートル)~2LDKの大部屋(70平方メートル)まで、全12室をそろえる。1室当たりの料金は人数によって変動せず、約1万2,000円から。

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