広島県への緊急事態宣言発令を受けて5月17日から、広島市内の商業施設や百貨店が土曜・日曜の休業や平日のさらなる時短営業を行っている。
福屋八丁堀本店、福屋広島駅前店、広島三越は、今月19日から平日の閉店時間を30分早める。広島三越に今月7日にオープンした老舗スーパー「紀ノ国屋」は、売り場の混雑を避けるため、今月17日から当面の間、臨時休業している。
そごう広島店では、4月28日から本館屋上で開いていたビアガーデンを当面の間、中止する。今月18日から予定していた人気催事「パンフェスタ」も中止を決めた。イオンモール広島府中、イオンモール広島祇園、ジアウトレット広島、アルパーク、LECTは食品売り場を除き、営業時間を20時までに変更。広島パルコも平日は1時間早く閉める。広島・緑井天満屋は、2階・3階フロアのみ19時まで営業する。
福屋、広島三越、そごう広島店、広島・緑井天満屋、イオンモール広島府中・広島祇園、ジアウトレット広島では、土曜・日曜は食料品など一部の売り場を除き、31日まで臨時休業する。広島三越、イオンモール広島府中・広島祇園、ジアウトレット広島については、休業期間を当面の間としている。広島パルコは、31日まで土曜・日曜は全館で臨時休業する。
緊急事態宣言は5月14日に発出された。期間は今月16日から31日まで。広島県は、広島市中心部で酒類を提供する飲食店に原則休業を要請。大規模施設には、営業時間の短縮や土曜・日曜の休業要請を実施し、外出半減の徹底を呼び掛ける。