広島地下街シャレオに4月9日、バナナジューススタンド「NATURAL BANANA(ナチュラル バナナ)」(広島市中区紙屋町1 、TEL 082-546-3173)がオープンした。
出店場所は、中央広場近くで果物店「フルーツ田丸」が運営してきたジューススタンド「タマル」跡。店舗面積は3.5坪。利用客はテークアウトが中心だが、カウンター4席を設ける。運営は、リラクセーションサロンを運営する「源」(中区八丁堀)。昨年、Uber eats(ウーバーイーツ)でバナナジュースを販売したところ、反響があったため、山口大介社長がパティシエ経験を生かして、専門店を立ち上げた。
メニューは、バナナ丸ごと1本を使った「濃厚Richバナナ」(420円~)を始め、黒糖きなこ、抹茶、ほうじ茶、黒ゴマ、果肉マンゴー、プロテイン、栄養価が高いスーパーフード「モリンガ」のほか、広島県ではなじみのある青きなこや、自家製イチゴソース、チョコソースを使ったジュースをそろえる。常時11種を提供し、今後は季節限定メニューも用意する。客単価は500円。
サイズは、M、L、LLの3種類。ジュースに使うミルクは、サゴタニ牛乳、豆乳、アーモンドミルクの3種類から選べる。素材にこだわり、地元の乳製品メーカー「砂谷」(佐伯区湯来町伏谷)や穀粉製造・販売の「上万糧食製粉所」(安佐南区伴南2)ともコラボする。
ターゲット層は、シャレオを通勤で利用するビジネスパーソン。オープンから間もなく並ぶこともあり、利用客は絶えない。バナナジュースが売り切れることもあるという。「ジューススタンドでおなかを満たして、栄養バランスを補ってほしい」と山口社長。「健康や美容に興味がある人だけでなく、健康に意識を向けてもらうきっかけになれば」とも。
営業時間は10時~20時。