改修工事のため休館中の広島市現代美術館(ゲンビ、広島市南区比治山公園)が2月22日の「ネコの日」に合わせて、ぬいぐるみバッジ「ヒジヤマネコ」のオンライン販売を始めた。
「ヒジヤマネコ」は、アーティスト安部泰輔さんが古着の布を使って手作りしたぬいぐるみバッジ。2010(平成22)年7月に同館で開催した「ふしぎの森の美術館」に合わせて制作し、これまで館内のミュージアムショップで「ゲンビオリジナルグッズ」として継続販売してきたが、長期休館中であることからオンラインショップでの取り扱いを開始した。
販売価格は1個1,100円。バッジの大きさは、縦・横それぞれ8センチ。色や柄は1つずつ異なり、デザインは届いてからのお楽しみという。同館担当者は、「県内外からいい反応がある」とも。
安部さんは、「ヒジヤマネコ」のほかにも、横浜トリエンナーレに合わせて制作した鳥がモチーフの「ヨコトリ」、金沢21世紀美術館での展示に合わせて作った葉っぱがモチーフ「ざわざわくん」など、オリジナルキャラクターを各地で手掛けている。