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広島の観光施設で混雑状況を「見える化」 AI使い、ホームページで発信へ

大和ミュージアムのエントランスに設置したライブカメラ

大和ミュージアムのエントランスに設置したライブカメラ

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 広島県観光連盟が8月から、県内の観光施設の混雑状況を観光ホームページ「ひろしま観光ナビ」や観光施設のホームページでリアルタイム発信している。新型コロナウイルスの影響を受け、安心して観光してもらえるようにAIカメラやIoTセンサなどを使い、混雑状況の可視化を進める。 

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 AIカメラを設置するのは、「呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)」(呉市宝町)、「広島県立美術館」(広島市中区上幟町)、「広島平和記念資料館」(中区中島町)の3カ所。「道の駅 スパ羅漢」(廿日市市飯山)、「広島市平和記念公園レストハウス」(中区中島町)でも今月中に公開する予定。今後も補助金等を活用して、カメラを順次設置していく。

 ライブ映像は、約10分間のタイムログがあるが、ほとんどリアルタイムで館内の状況を配信している。人物の顔はプライバシー保護の観点から、アバターに置き換える。ホームページでは、対人平均距離、混雑率を表示する。曜日ごとに混雑する時間帯は、カメラを設置してからの平均集客をデータ化した。

 今後は、施設スタッフが目視した混雑状況も合わせて発信する予定。

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