広島・宮島対岸のJR宮島口駅周辺の商店街一帯で10月20日、第9回「みやじまぐちそぞろあるきマルシェ」「宮島お砂焼まつり」が同時開催される。
マルシェは2016(平成28)年度から、廿日市市宮島口商店会が主催する。来訪者の滞在時間を伸ばそうと毎回、一部の企画を変更しながら継続開催している。
宮島コーラルホテル駐車場で開くマルシェには、12ブースが出店する。コーヒーや軽食、古着販売、ワークショップのほか、「音鳴文庫」(島根県吉賀町)による古絵本、雑貨もそろえる。もみじまんじゅうを片手に、宮島口を回りお砂焼きのルーツを体感してもらおうと宮島口に店舗を構えるもみじまんじゅう店のうち、4店舗が参加する食べ比べを企画も。宮島を訪れる外国人観光客に向け、英語に翻訳したマップも用意する。
煙突の残る窯元として100年の歴史を持つ「山根対厳堂」(やまねたいげんどう、廿日市市宮島口1)は工房リニューアルに伴い、初となる工房見学や蔵出し市を開く。小学生以下を対象にした「お砂焼きガチャガチャ」体験は先着30人まで。このほか、スタンプラリーや各店が実施するサービスで、宮島口周辺の参加店と観光客や地元の人たちとの交流を図る。
開催時間は10時~15時。問い合わせは、マルシェ事務局(セレクトショップ「エピロ」内、TEL 080-3879-0016)まで。