JR広島駅新幹線口の再開発エリア「二葉の里地区」の複合商業施設「GRANODE広島(グラノード)」1階に4月11日、待合室を備えたバスターミナル「バスステーション広島駅北口」がオープンした。
高速バス「WILLER EXPRESS(ウィラーエクスプレス)」を統括管理・運行するWILLER EXPRESSが運営する同施設。同日からウィラーエクスプレスの乗り入れを始めた。乗り入れ路線は大阪・京都・神戸~広島、東京~広島の2路線。他社バス事業者の乗り入れも可能で、現在数社が申請中という。今後は発着枠を使い、修学旅行やバスツアーなどの貸し切りバスの利用も進める。
バスステーション内には、高速バス利用者の利便性向上と利用客増加を目的に有人カウンターと待合室を用意する。待合室内はフィッティングルームや充電用コンセント付きテーブル、コインロッカーなどの設備も整え、有人カウンターでは、各種問い合わせやバスの予約受付、大型手荷物の預かりにも対応する。
同社によると、広島駅周辺のバス停はこれまで待合室がなく、天候や気温の問題で乗り降りに不便をかけていたが、広島駅新幹線口から徒歩5分とアクセスもよく、待合室の設備も整えたことで、待ち時間も快適に過ごしてもらいたいという。初年度の目標利用者数は13万人。
営業時間は5時~0時30分。