広島城(広島市中区基町)で来年2月8日、光の空間を演出するアート展「チームラボ 広島城 光の祭」が始まる。
「日本三大平城」の一つである広島城に初代広島藩主の浅野長晟が入城して400年を迎える2019年に企画。チームラボが取り組んできたアートプロジェクト「Digitized City」(街が街のままアートになる)を主軸に展開する。
展示作品は、旧天守閣に使われていた礎石に置かれた立ち続ける物体が光り輝く「忘却の礎石にたちつづけるものたち」、城跡に置かれた立ち続ける物体と、城跡の木々が光り輝く「呼応する、たちつづけるものたちと木々」、広島城跡の石垣に書かれた空書がさまざまな動きを見せる「石垣の空書と鯉 反転無分別 - 広島城跡」など。
チームラボでは、「デジタルテクノロジーによって街がアートになることで、街にいる人々の関係性をとてもポジティブなものへと変えていくことができるのではないか」と考え、街の象徴・広島城を「人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間に変える」としている。
開催時間は18時~21時30分。チケットは、前売り=16歳以上800円、小学生以上・中学生以下500円、6歳以下無料。4月7日まで。