広島三越(広島市中区胡町)で1月23日から、高さ2メートル、金ぱく約1700枚を使った黄金の将棋駒の展示が始まる。
同店で毎年開いている「三越黄金展」の呼び物として、将棋棋士の藤井聡太四段の活躍で注目を集める将棋に関連した黄金の将棋駒「金将」を会場入り口付近で特別展示する。
縁起物の「戌(いぬ)年」にちなんで用意したという金ぱく500枚を使った、高さ約55センチの「黄金の柴犬親子」も同時展示する。非売品だが、写真撮影も可能で同店ではSNS投稿による拡散にも期待を寄せる。
会場には金製品約1000点、総額60億円の金製品をそろえる。24金製の将棋駒40点一式セット(約1600グラム、2836万800円)や終活ブームで人気という上川宗照さん作の18金製「おりん」(1.8寸、113万4000円)などを用意する。将棋駒は歩兵(約33グラム、60万4800円)や飛車、角行(以上、約51グラム、88万5600円)など、1駒から販売も行う。
今月23日には、日本将棋連盟から将棋親善大使に任命されている俳優で将棋愛好家の渡辺徹さんによるトークショーを予定する。
開催時間は10時30分~19時30分(最終日は18時閉場)。今月28日まで。