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広島で消防の全国大会-23年ぶり、消防士1000人が正確性と技術競う

約1000人の消防士が正確性と技術を競う

約1000人の消防士が正確性と技術を競う

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 消防救助技術の正確性とタイムを競う「第42回全国消防救助技術大会」が8月22日、旧広島市民球場(広島市中区基町)と広島ビッグウェーブ(東区牛田新町1)を会場に開催される。

水平に張られた20メートルのロープを往復する競技も

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 23年ぶりに広島市で開催される同大会は年1回、全国9ブロックの予選を勝ち抜いてきた消防隊員が参加する。今年は20~30代を中心に約1000人の精鋭が、陸上の部と水上の部に分かれて競い合う。

 旧広島市民球場を会場とする陸上の部では、命綱を装着して垂直はしご15メートルを登はんする「はしご登はん」や、5人で協力して5つの障害を「乗り越える」「登る」「渡る」「降りる」などの基本動作で突破する「障害突破」など。個人2種目、チーム5種目を実施するほか、消防車の展示や小学校高学年を対象にした「キッズレスキュー」などのイベントも企画する。

 水上の部は、20メートル先の要救助者を定められた方法により救助する「溺者搬送」や基本泳法など。陸上の部と同じく、個人2種目、人命救助などチーム5種目を行う。昨年、東京で開いた同大会では約1万6000人が来場。両会場間の移動は無料バスで結び、来場者の利便性を高める。

 開催時間は9時~16時30分。観覧無料。

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