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広島にダイニングバー「ゲルニカ」-「街の美術館」イメージ、2次会利用も

まだ「改装中」という店内。中央の柱には、アルコールを並べる棚を設置する予定。

まだ「改装中」という店内。中央の柱には、アルコールを並べる棚を設置する予定。

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 イルミネーションの点灯が始まった広島・平和大通りと歓楽街が並ぶ流川通りが交わる角地に10月21日、ダイニングバー「GUERNICA(ゲルニカ) nishio」(広島市中区三川町、TEL 082-249-8448)がオープンした。

店内中央にはバーカウンターを用意

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 トレンドや流行の発信地として知られるニューヨークのSOHOをモチーフに、アンティークの什器をディスプレーした同店は、「炭火焼 西尾」(銀山町)、「旬菜 NISHIO」(流川町)の3号店。

 店舗面積は約60坪。天井高のあるワンフロアの店内には、カウンターやテーブル、ソファ、ロフト席など計90席を用意。「(お気に入りの場所を)雰囲気で選んでもらえたら」とチーフマネジャーの倉本義典さん。座席の種類を増やすことで、用途に応じた使い分けを提案する。

 店内では、「街の美術館」をイメージしてギャラリー要素を増やそうと、広島在住のアーティストによる作品発表の場としての利用も計画。出入り口付近の窓を大きく取り、往来を眺めることができる工夫も施した。

 料理は肉や魚、野菜を中心とした蒸し料理(420円~)をメーンに提供。炭火や揚げ物を使ったアラカルト(420円~)とコース(3,500円~)も用意する。アルコールはワインやウイスキーに力を入れ、1本2,000円台からそろえる。客単価は3,000円~5,000円。

 利用客層は、先に出店した2店舗の客層をカバーする、20代半ば~60代と幅広い。女性客の利用が多く、バーカウンターを設けることから一見客の利用も目立つ。同店では、ホテルが並ぶ大通りに面している立地や、100人以上を収容できるキャパシティーから、結婚式の2次会やパーティーなど、「団体利用にも力を入れたい」という。

 営業時間は18時~翌4時。日曜定休。

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