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広島・紙屋町に大型玩具店「ホビータウン」-店内にアトリエスペースも

広島市内中心部に移転オープンした「Hobby Town広島店」店内。城や建物など購入する女性の姿もあるという。

広島市内中心部に移転オープンした「Hobby Town広島店」店内。城や建物など購入する女性の姿もあるという。

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 模型に力を入れる広島の玩具店「Hobby Town広島店」(広島市中区紙屋町2、TEL 082-236-7544)が6月3日、ショッピングビル「サンモール」に移転オープンした。

店内に常設する巨大な鉄道レイアウト

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 広島を中心に、アパレルや靴、ホビーの専門店を展開する住吉屋(同)が手がける同店は、大町で約6年間営業してきたが、「物販だけではなく、付加価値を提供しよう」(同社営業本部次長の野口征司さん)と市内中心部への移転を計画。アクセスの利便性が高い市内中心部に出店することで、集客率を高める狙いもある。

 店舗面積は、フロアの約半分を占める210坪。移転前に比べ約60坪拡大したが、「商品のラインアップは、あまり変わらない」と野口さん。増えたスペースを使い、アトリエルームと模型列車を走らせる縦2メートル、横9メートルの巨大な鉄道レイアウト、5つのレーンから成るミニ四駆のコースを常設した。

 アトリエスペースでは、独特の臭いから、自宅で制作しにくい塗装作業や塗り終えた後の乾燥を行うブースを設け、玩具などを収納するロッカーを用意。「気軽に利用してもらいたい」と、利用料金は30分200円からとリーズナブルな価格に設定した。

 このほか、鉄道レイアウトやミニ四駆のコースは、1時間単位で利用が可能。車両などは持ち込みだけでなく、レンタルも行う。取扱商品は、売り上げの大半を占めるプラモデルのほか、ミニカー、エアガン、ラジコン、鉄道模型、フィギュアなど。工具も充実させ、F1選手のサイン入りアイテムなどを強化し、新しい客層にもPRする。

 ターゲットは30~50代男性で、客単価は3,500円。移転前に比べ、約1,000円上げたという。「商品を購入しなくても楽しめる店にしたい」と、今後は店頭でのイベントに力を入れ定期開催を目指す。

 営業時間は10時30分~20時。

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