広島に「がま口」主力の和雑貨店-「カランコロン京都」が中四国初出店

オープンスペースが特徴的な広島パルコ内の和雑貨店「カランコロン京都」店舗外観

オープンスペースが特徴的な広島パルコ内の和雑貨店「カランコロン京都」店舗外観

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 広島パルコ(広島市中区本通)に9月12日、和テイストのファッション雑貨店「カランコロン京都」(TEL 082-240-1102)がオープンした。経営は、履き物やバッグなどの企画製造・販売を手がける伊と忠(本社=京都市下京区)。

店頭には目を引く商品が並ぶ

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 がま口や風呂敷などの和雑貨を販売する同店はターゲットが一致するファッションビル内への出店を進めており、中四国エリアへの出店は今回が初めて。広島店は、従来の店舗に比べてのれんを付けないオープンスペースが特徴で、店頭には市松模様などの和柄だけではなく、アメリカンプリントやレトロ柄の商品約1,500点が並ぶ。店舗面積は約7.7坪。

 主力商品は、京都の職人が一つひとつを手作りするがま口(945円~)。このほか風呂敷(525円~)、ちりめんシュシュ(420円)、巾着(787円~)などをそろえ、和雑貨を扱う上で欠かせないという季節商品は、四季に応じてテーマを設けて展開している。商品の生地にはさまざまなテイストの柄を用いることで、土産物店のイメージ排除を狙うという。

 ファッション性を持たせた和雑貨は、ギフト需要が高いため客単価は2,000円弱。化粧品やファッション雑貨を扱うフロアへの出店とあり、来店客のほとんどが女性だが客層は幅広い。同店の永野マネジャーは「若い人には『和』を新しい感覚で、年配は懐かしさを覚える店を目指したい」と話す。

 営業時間は10時~20時30分。

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