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広島・八丁座などで反戦・平和の映画特集 原爆資料館の記録や朗読劇も

「開戦前夜」のワンシーン©2026 ポニーキャニオン/東京テアトル/NHKエンタープライズ/RIKIプロジェクト

「開戦前夜」のワンシーン©2026 ポニーキャニオン/東京テアトル/NHKエンタープライズ/RIKIプロジェクト

 広島の映画館「八丁座」(広島市中区新天地)と「サロンシネマ」(中区紙屋町)で7月下旬から8月にかけて、反戦や平和をテーマにした映画の特集上映や朗読劇などの関連イベントが行われる。

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 毎年8月に戦争や平和に関する作品の特集上映を行っている両館。今年は、戦争や平和について改めて考えるきっかけとなる作品を集め、地元・広島で制作されたドキュメンタリーや10周年記念上映、35ミリフィルムによる名作上映のほか、8月6日には劇場での朗読劇などを予定する。

 八丁座では、広島ホームテレビが制作し、貴重なアーカイブ映像や新たな証言を加えた「原爆資料館 語り継ぐものたち」(7月24日公開、トークショーあり)や、庭田杏珠さんが9年間続けてきた取り組みを自ら監督を務めて自主製作した映画「記憶の解凍」(7月31日公開、ミニライブやトークショーあり、福屋八丁堀本店7階でパネル展示も同時開催)を上映する。

 このほか、1958(昭和33)年の広島で撮影され、今夏に日本での上映権利が復活した「二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)」を35ミリフィルムで上映(8月公開)するほか、同館でのロングラン記録を持つ「この世界の片隅に」の公開10周年記念上映(8月14日公開)では、片渕須直監督の舞台あいさつを予定する。

 8月6日には、八丁座で俳優の柄本明さんによる朗読劇「父と暮せば」を上演。サロンシネマでは全国公開作品「開戦前夜」(7月31日公開)を上映する。アンコール上映作品には、「よみがえる声」(八丁座、8月公開)、「黒川の女たち」(8月公開)、「東京裁判」(8月公開)、「Returnees(リターニーズ)元こども兵それぞれの再起」をラインアップする。

 八丁座・サロンシネマ支配人の蔵本健太郎さんは「映画は時代を映す鏡というが、今年も戦争や平和について改めて考えるきっかけをもらえる作品が多く集まった」と話す。濱口竜介監督『急に具合が悪くなる』の劇中セリフ「世界はまだ新しい可能性がある。」「悪あがきしようよ、一緒に。」を引用し、「世界を変えられるかわからないけれど、私たち劇場にできることは映画を上映し続けること」とコメントを寄せている。

 各作品の上映スケジュールやイベント詳細は、劇場のホームページで順次案内する。

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