「福屋南館」グランドオープン-「オペーク」「叙々苑」が中四国・九州初登場

中央通沿いから見たセレクトショップ「オペーク」エントランス

中央通沿いから見たセレクトショップ「オペーク」エントランス

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 広島の老舗百貨店・福屋(広島市中区胡町、TEL 082-246-6111)は10月10日、八丁堀本店そばに別館となる大型路面店「福屋南館」をオープンした。

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 全国的に認知度や知名度が高いショップを導入し、隣接する本店との差別化を図る同館。それぞれの業界から上質なものを凝縮して出店したという3階建てビルのフロア構成は、1~2階=ワールド(兵庫県神戸市)が手がける女性向けセレクトショップ「OPAQUE(オペーク)」(TEL 082-246-6501)、3階=高級焼肉レストラン「叙々苑広島福屋店」(TEL 082-504-0089)。いずれも中四国エリア初登場。

 オペークは、10年前の同日に東京・銀座に1号店をオープンして以来、路面店として出店しているセレクトショップ。広島では、「キャリア女性が集まる場に路面店感覚で出店したかった」(ワールド広報部の脇本昌子さん)と百貨店やパルコが立ち並ぶ八丁堀エリアに出店。「オペークができることで、買い回りによる相乗効果が生まれれば」とも。

 客が出入りしやすいようにと間口を広げた1階は、時代を表現するフロアに。通勤やカジュアル、男性のような洋服と女性らしい洋服を同時に着こなす「甘辛」と異なるテイストを混ぜ合わせた衣料品を中心にそろえる。白を基調とした店内は、ゴールドのアクセントが加わり、明るくキラキラとしたアートのような空間を表現する。滞在を楽しむフロアと位置づけた2階にはカーペットを敷き、ラグジュアリー感を演出。キャリアを意識したフロアの中央には流行の洋服でコーディネートしたマネキンを配したほか、壁面にディスプレーされた靴が目を引く。店内には、インテリアとしてオペークの頭文字「O」をモチーフにした欄間と文様も配置している。

 同店では、バイヤーの買い付け商品とオペークオリジナル商品を半々で仕入れ、取扱商品の割合は女性向け衣料品=5割、バック・靴・アクセサリーなどの雑貨=3割、コスメ(全て買い付け)=2割だという。「ファッション雑誌を見るような感覚で買い物を楽しんでほしい」と脇本さん。売り場面積は各フロア=約100坪。

 一方、3階の「叙々苑広島福屋店」にはオープン前日、叶姉妹や明石家さんまさんら芸能人からの花も寄せられた。席数はテーブル=14卓56席、個室の座敷=3室20席。黒が印象的なスタイリッシュな店内では、焼肉会席(6,000円~)やカルビ焼(2,000円)、タン塩焼(2,000円)などの肉や「叙々苑サラダ」(700円)、石焼ビビンバ(1,500円)、カルビスープ(800円)ほかのアラカルトメニューを提供する。「焼肉ランチ」(1,800円)のほか4種類のランチや平日限定の宴会コース(7,500円)も用意する。

 オープン初日、オペーク店内は買い物を楽しむ女性客でにぎわい、対応に追われるスタッフの姿が見られたほか、通りに置かれた叙々苑のメニューを興味深くのぞき込むビジネスマンも多かった。

 営業時間は、オペーク=10時~20時、叙々苑=11時30分~23時15分(ランチタイム=11時30分~16時)。

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