東洋観光グループが新業態店-「居酒屋」業態見直し再挑戦

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 広島で飲食店・ホテル事業などを手がける「東洋観光グループ」は11月12日、新業態居酒屋「えびすの宴」(広島市中区堀川町、TEL 082-243-6166)をオープンした。場所は、胡町のラッキー会館2階で同社が手がけてきた居酒屋「一心太助」跡。

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 「創作和食」「洋食」などのカテゴリー店が増加するなか、同社では近年、居酒屋のニーズについて長年討論を行ってきた。同店オープンに際し、他県のデータなどを踏まえた上で再度「居酒屋」業態を検討し、「ニーズがある」という結論に至ったという。

 店舗面積は約400平方メートル。席数は、個室=最大13室、カウンター=9席、テーブル=10卓(全卓で30人着席可)、座敷=3室(1室=20人)で全169席。入り口には大きないけすを設けた。座敷のふすま全面に描かれた「にこやかな」七福神の絵も印象的だ。

 前店の「一心太助」は、「北海道」をコンセプトに鮭など北海道の水産物を提供していたが、「えびすの宴」は瀬戸内海の鮮魚など「広島の食材」をメーンメニューに据える。メニューは、刺身、揚げ物、炭火焼串、デザートなど全72種類。ドリンクメニューは、広島唯一の地ビール「平和ビール」のほか、焼酎も多数そろえる。

 平均客単価は3,000円~3,200円。ターゲットには30代~シニア層の男女を据え、年商2,000万円の売り上げを見込む。

 営業時間は17時~24時。日曜・祝日は23時まで。

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