広島県内の市町村で6月25日、ふるさとを楽しくすることを目的に開く交流会「つながる会議」が始まる。
昨年、広島と愛媛で瀬戸内海を舞台に開いた博覧会「しまのわ」以前から、ワークショップ形式で地域に関連したイベントを実施してきた広島県。しまのわ期間中は参加者から、地域を活性化するための気づきが多く寄せられたため、振り返りを兼ねたワークショップを企画した。一過性で終わらせないよう地域に波及させていきたいと、今年は地域振興の要素を強めて全4回にわたって開く。
イベントを実施する人から、PR方法や資金についての質問や意見が集まったため、「情報発信」「資金」「拠点」「連携」の4つをテーマに設けた。「活動の背中を後押ししたい」と県商工労働局海の道プロジェクトチームの担当者。それぞれの分野を得意とする講師を招き、レクチャーや参加者も含めたセッション、ワークショップを中心に構成する。第4回の講師は第3回までの参加者にアンケートを採り、会議の内容によって選ぶという。
開催場所は福山市(内海)、江田島市、竹原市(忠海)、三原市、大崎上島町、呉市(音戸)の6会場。各回によって開催会場や日時は異なる。地域をまたいでの参加も受け付け、近隣から参加については、「外の視点が入っていい」と歓迎する。
参加無料。定員は各回30人程度。事前申し込みが必要。問い合わせは同チーム地域ネットワーク強化担当(TEL 082- 513-3450)まで。