エディオン広島本店(広島市中区紙屋町2)が11月22日、本館8階の催事スペースに期間限定のスケートリンクをオープンした。
カード会員に向けたダイレクトメールを送付する時期に合わせて開いた同企画。11月に入ってからは1円以上の買い物をした会員に割引レシートを進呈して告知を行った。中四国エリアでの登場、家電量販店への導入も今回が初めてという。
スケートリンクの滑走面には氷ではなく、樹脂製硬貨プラスチックを使う。リンク表面には滑りやすくするワックスを練り込む。氷上を滑走するスケート靴を用意するが、氷上よりもスピードが出にくいほか、冷たくなく、ぬれないため3歳から楽しめるという。氷を維持するための電力や燃料も使わないことから、二酸化炭素の発生を防ぎ、環境に優しい特長を持つ。
広さは約22坪。1回の入場者数は20人で20分の入れ替え制。スケート靴やヘルメット、ひじやひざ用のプロテクター、手袋のレンタル料金は入場料に含まれている。土日は子ども連れのファミリーが中心だが、平日は50代前後の買い物客の姿が目立つ。子どもと一緒に滑る男性は、「25年前にはよく来ていた」と笑顔を見せた。
すでにリピーターの利用も多く、12月7日までの開催予定だったが、12月23日~1月4日まで追加開催を決めた。
受付時間は10時~19時。入場料は700円。