賃貸専門の不動産会社「部屋店のコンサル」(広島市中区西十日市)は3月1日、広島市東区に女性専用のシェアハウス「Parette house onaga~パレットハウス オナガ~」を開設した。
同社がシェアハウス事業に参入するのは今回が初。JR広島駅北口から徒歩で約15分、長尾西の一戸建てをリノベーションした。建物は約140平方メートルで、中庭を挟んで住居棟、共有棟に空間を分ける。個室の広さは6畳以上を確保しており、部屋数は5室。家賃は1カ月5万2,000円~5万8,000円で、水道光熱費は別。入居者の設備費用や敷金・礼金など初期費用が軽減される手軽さが人気を集める。
ターゲットは20~40代。「帰ってきて楽しくなるような部屋にしたい」と同社の元田修弘社長。内装にはビタミンカラーを取り入れ、リビングには食やメーク、美容に関する本とフィットネスアイテムも用意。コミュニティーの形成や話題性を兼ね備えた「ビューティーシェアハウス」として、住居に付加価値を加えて提供する。
今後も市内中心部でコンセプトを変えながら、2棟、3棟目を計画するという。