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広島・宮島に洋風居酒屋「じぱんぐ」-倉庫を改装、地元客でにぎわう

キッチン前にはカウンター席を設ける「瀬戸内グリル じぱんぐ」

キッチン前にはカウンター席を設ける「瀬戸内グリル じぱんぐ」

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 広島・宮島に昨年末オープンした洋風居酒屋「瀬戸内グリル じぱんぐ」(廿日市市、TEL 070-5524-3191)が地元の客でにぎわいを見せている。

古民家が並ぶ通りに開いた店舗外観

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 店は厳島神社裏手で大聖院へ続く交差点そばの倉庫を改装して出店。2フロア構成で、店舗面積は各フロア約10坪。店内は木目を基調に統一。席数は、1階=7席、2階=8席の計15席。ランチタイムはテークアウトを中心に営業するため、通りに面した壁面はキャッシュオンで販売できる小窓を設けた。

 オーナーは20歳から洋食をメーンにこれまで飲食業に携わってきた兼田龍さん。東京や広島のレストランで勤務してきたが、地元・広島での独立を考え4年前、宮島に移住。働きながら店舗を構える場所を探して昨年末、飲食店を開いた。ランチタイムには、穴子丼(980円)や焼きガキ(1個200円)、カキの天ぷら(500円)など、穴子やカキをメーンに提供。もみじまんじゅうを刻んで生クリームと一緒に春巻きで包んだオリジナルスイーツ「ぱりぱりみやじまんじゅう」(200円)も注文が多いという。

 18時からのディナータイムには、瀬戸内レモンのさっぱりパスタ(980円)や特製空揚げ(650円)、鉄板で提供する「エビのあつあつオイル煮込み」(880円)、「牛ヒレと彩り野菜のグリル」(1,800円)など。居酒屋メニューを中心にスイーツまでそろえる。客単価は、ランチ=500~600円、ディナー=2,500~3,000円。

 オープン当初は周辺の簡易宿泊施設に泊まる旅行者や観光客を中心に利用を見込んだが、「地元の方の利用も多い」と兼田さん。周囲に飲食店が少ないことから、ディナータイム利用の8割は地元客が占める。「大衆酒場のような普段使いの店を目指したい」とも。今後も地域に開いた店づくりに力を入れる。

 営業時間は11時~16時、18時~22時。

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