味付け・焼きのりの製造販売を手掛ける丸徳海苔(広島市西区商工センター7)は3月1日、カレー総合研究所(東京都渋谷区)と共同開発した「カレー専用広島オイスターソース」を発売する。
広島県産カキを使った業界初というカレー専用ソースは、地域ブランドを重視した同社のフラッグシップ商品「広島かき味のり」、オイスターソース「広島かき味のり」タレに広島レモンの酸味とうま味調味料の代わりにアミノ酸が豊富な「粉末のり」を隠し味に使ったという「ぶち旨!!広島カレールゥ」に続く自社商品第3弾。
料理研究家やフードプロデューサーら100人を対象に行った「カレーの隠し味」についてのアンケートで1位に選ばれたオイスターソースに県産のカキとカレー総合研究所が薦めるスパイスを配合した。ソースは約6皿分のカレーに対して、大さじ1を目安に加えるが、レトルトカレーに掛けて食べることもできる。
「広島のカレー店には置いてあるという文化を作りたい」とカレー総合研究所の井上岳久社長。
価格は315円。内容量は85グラム。県内の量販店や百貨店、土産物店などの小売りを中心に扱い、県外での展開も予定する。