サッポロビール(東京都渋谷区)は6月19日、広島県や広島県観光連盟らと連携した大型観光キャンペーン「広島県デスティネーションキャンペーン」の記念ラベル缶ビールを発売した。
まだ知られていない県内の魅力を全国へ発信しようと取り組むキャンペーンは7月1日から9月30日まで展開。県外からの観光客にPRしようと1102駅にポスターを掲出するほか、ガイドブックを配布する。
北海道や岩手県のデスティネーションキャンペーンでも記念デザインの缶ビールを発売したサッポロビール。今回はキャンペーンガイドブックをモチーフに、瀬戸内海をイメージしたブルーとグリーンが基調のデザインに仕上げた。
商品はJR広島駅構内の売店など県内を中心に取り扱う。当初、同観光連盟の会員のみが販売できるよう検討したが、サッポロビールの販売ルートを持っていない店もあることから、手続きを行えば販売ができるように切り替えた。キャンペーンに関連する観光やホテルなどの施設からも問い合わせがあるという。
「単体のキャンペーンで終わらないようにできれば」と同観光連盟の山形さん。「継続して広島県に足を運んでほしい」とも。販売は350ミリリットル24本入りの3000ケース限定。