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広島でグラフィティアート展「WALL」-イギリスから作家も来場、公開イベントも

アートとしての評価も年々高まり、欧米では専門オークションも開催されるなど、認知度も高いグラフィティアート

アートとしての評価も年々高まり、欧米では専門オークションも開催されるなど、認知度も高いグラフィティアート

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 版画を中心としたグラフィティアートを集めた展示会「WALL」が8月30日から、オリエンタルホテル広島(広島市中区田中町)で始まる。

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 都市の壁面や標識、公共物などにスプレーやペンキなどを使って描かれるウオールペインティングが始まりとされるグラフィティアート。欧米では、映画や音楽、マンガにモードとさまざまな要素を取り込んだ新しいカルチャーとして、定着しつつある。

 展示するのは版画を中心とした約45~50点とオブジェ数点。グラフィティアートのまとまった展覧会の開催が少ない中、「これだけの作品がそろうのは広島初では」と同ホテルの空まり子さん。「落書きから始まったジャンルなので身近に感じていただけるのでは」とも。

 9月10日・11日にはギャラリーへ展示アーティスト「STATIC(スタティック)」が来場。持参した素材を使ったスプレーペイントを開催する。9月10日には、関連イベントとして、ピカソ画房(堀川町)の外壁で公開ウオールペイントも予定する。

 スタティックは、アートスクールに通う友人によって2006年に結成されたグラフィティユニット。洗練されたグラフィックデザインにステンシル、スクリーンプリント、ブラシによるフリーハンドなどで彩られた作品は、ロンドンの街角や各国のギャラリーで展示されている。

 開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。9月25日まで。来場時間は16時~19時。公開ウオールペイントは10日=13時~15時。観覧無料。

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