「広島みなと夢花火大会」の開催に合わせて7月28日、広島港1万トンバース沖合(広島市南区宇品海岸2)でカッターレースが開催される。
港や地域の活性化を目的に開くイベントは今年で19回目。地元企業が実行委員会となり、毎年開催されている。
レースに出場するのは、海上保安庁や港湾関係者など。地元を中心に県外からの参加もある。1チーム8人編成で、例年25チーム前後が参加。会場には、参加者の家族や職場の同僚などが応援に駆け付け、中には、初めて出場するチームもあるという。
当日は朝9時からレースを始め、決勝までの18レースを勝抜戦で進める。コースは往復360メートルで、1レースあたり約15分を見込む。早いチームは、「2分台でゴールする」と広島みなと祭カッターレース大会事務局の田中千秋さん。「女性でも6分台がある」とも。
現在は、同日の夕刻から開催される花火大会のため、「レースを行う時間や出場するチーム数が限られる」と田中さん。別日程で開催するなど、レースの拡大も検討する。
開催時間は9時から。