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足場板を使った雑貨店で陶芸家と素描作家がコラボ展-「家」作品で街表現

雲に見立ててつったスケッチ画

雲に見立ててつったスケッチ画

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 陶芸家と素描作家のコラボ展「のぞむ」が現在、広島・商工センター内のカフェ併設雑貨店「WOODPRO shop&cafe」(広島市西区商工センター2、TEL 082-961-3451)で開催されている。

展示会場の雑貨店内

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 作品は、同店の出入り口付近に設けたスペースに展示。陶芸家・五月女寛さんが、一つ一つ作った手のひらサイズの家と、それに関連し「素描家」しゅんしゅんさんが描いた家や瀬戸内の景色などのスケッチを並べる。

 さまざまな色合いや形の家は、同店を経営する杉足場板メーカー「WOODPRO」(廿日市市)が製造する、建設現場の足場板を使った家具などの自社製品を組み合わせた什器にディスプレー。展示スペースは、「島に見立てた」としゅんしゅんさん。スケッチは天井からつったワイヤにつるし、雲を表現した。

 このほか、店内の白い壁面を使って、「素描」の様子を録画した映像を投影。映像は3種類を用意した。同展のタイトル「のぞむ」に、「臨」「望」2つの漢字を当てはめ、意味を持たせた五月女さんとしゅんしゅんさん。安らぎの場である家を集め、多くの人が暮らす「街」から、「将来を想像してもらえたら」とも。

 開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。今月13日まで。

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