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広島で童話「人魚姫」テーマにアート展-地元アート集団が企画

展示作品には制作に使った素材を書き添える

展示作品には制作に使った素材を書き添える

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 童話「人魚姫」をテーマにした展示会が8月23日から、広島・袋町公園近くの「ギャラリー718」(広島市中区袋町、TEL 082-247-1010)で始まった。

会場の様子

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 展示会を行うのは、童話をテーマに活動する広島のアート集団「nap.(ナップ)」。思わずうたた寝してしまうほど心地よい空間を作ろうと、団体名には「うたた寝」を意味する言葉を入れ、昨年結成した。アート以外の分野で主に生計を立てる10代後半~30代の17人が参加する。

 初回は「赤ずきん」をテーマに開催。2回目となる同展では、夏に合わせて「人魚姫」を選んだ。会場にはイラストや立体物など、作風が異なる作品を展示。ポストカードからA1までのサイズの作品が並ぶ。

 「赤ずきん展」を見た来場客が同展に出品するなど門戸が広いのも特徴。団体をきっかけに、「異業種で働く人や同じものに興味を持った人とつながるのも面白い」と、参加するイラストレーターの吉田郁弥さん(25)。来場者には男性の姿も多く、同期間で実施した「赤ずきん展」は1週間で150人が来場した。

 開催時間は11時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。今月28日まで。

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