児童虐待防止を訴える広島のご当地ヒーロー、ボランティアでイベント主催

オレンジリボン運動を始める中で、県庁も訪問。湯崎県知事からの協力も得た。

オレンジリボン運動を始める中で、県庁も訪問。湯崎県知事からの協力も得た。

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 児童虐待防止を訴える広島のご当地ヒーロー「安芸戦士メープル・カイザー」は2月6日、ホテル八丁堀シャンテ(広島市中区上八丁堀)で初の主催イベントを行う。

自費で製作したポスター

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 広島を連想させる紅葉をモチーフにした仮面が特徴的なご当地ヒーローは、2010年9月に誕生。考案者は、「ヒーローが好き」という広島市在住の男性(42)。2009年、男性に第一子が誕生したことが大きなきっかけとなり、「子どもたちの笑顔がみたい」とヒーローとして活動を始めた。

 活動は、主に休日を利用したボランティア。家族や友人らの協力と理解を得ながら、イベントなどに出演している。これまで、マリーナホップで定期的にイベントを行ってきたが、多くの子どもが集まり、一人ひとりと触れ合う機会が少ないことから主催イベントの開催を決めた。

 当日は、ボランティアスタッフが歌や手品を行い、参加する親子と一体になってイベントを盛り上げる。このほか、メープル・カイザーやボランティアスタッフが作詞・作曲したテーマソングを披露。A4サイズの写真光沢紙に出力したフォトカードも準備して、サインや写真撮影にも応じる。来場者には、幼児から小学校低学年までの児童を想定。定期的に、イベントへ参加する親子も多いという。

 会場は知り合いを伝って自費で確保。参加料を会場費に充てるが、「それでも自己負担はある」。活動を継続させるため、協賛を募るが「なかなか難しい」。グッズを製作して売り上げで経費を賄うなど方法を模索。費用捻出の課題が残る。

 開催時間は10時30分~11時30分。参加料は500円。定員は30人。予約・問い合わせは、メープル・カイザー事務局(maple-kaiser@ezweb.ne.jp)まで。

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