広島のアスリートと企業が「難病サポート」-スポーツマネジメント会社が企画

インパクトの満田社長(左)とサイトを作ったビー・フレンドの天河さん

インパクトの満田社長(左)とサイトを作ったビー・フレンドの天河さん

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 広島のスポーツマネジメント会社インパクト(広島市中区十日市町2)が社会貢献を目的とした「BELIEVE in future」プロジェクトを始めて間もなく1カ月がたつ。

BELIEVEプロジェクト

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 同プロジェクトは、企業とアスリート、アスリートを応援する一般ユーザーで難病を抱える子どもたちをサポートするもので、現在、同社がマネジメントする広島東洋カープの斎藤悠葵選手らと広島の企業4社が賛同している。

 寄付金は、同プロジェクトのHP内に設置するクリック募金で募集。一般ユーザーがクリックボタンを押すことで、プロジェクトに賛同するスポンサー企業が提携先の団体に募金を寄付するシステム。ユーザーは、クリック先の企業のホームページを閲覧することで募金を無料で行える。アスリートは日々の成績などでプロジェクトに貢献する。

 活動の告知は、賛同企業やアスリートのホームページにバナーを張って行い、現在のアクセス数は1日あたり約90PVだという。寄付金は、サポート先の小児糖尿病広島「もみじの会」、ガンの子どもを守る会広島支部へ送られる。

 「社会貢献したい」と4月にプロジェクトを企画した満田和賢社長。一般ユーザーにも参加してもらおうとバナー広告ではなく、クリック募金による課金方法を取り入れた。運営は、広告費によって賄っている。今後は、オフシーズンを利用してアスリートによる病院訪問など、選手と直接触れ合うイベントやマツダスタジアム周辺の清掃活動を企画。ジャンルを問わず、賛同アスリートを増やして、スポーツ教室の開催も視野に入れる。

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