全国で500店舗を超える中華レストランを発展する王将フードサービス(本社=京都市山科区)は12月21日、広島市内中心部では初となる「餃子の王将八丁堀アサヒビール館店」(広島市中区堀川町、TEL 082-246-9788)をオープンした。
広島で10店舗目となる同店は、アサヒビール館からオファーを受け、首都圏に多い「都心型」店舗として出店。店舗面積は約65坪。席数はテーブル席中心の76席を用意する。
メニューは、ギョーザ(6個210円)、肉まん(3個189円)、ラーメン(472円)、酢豚(504円)、焼き飯(367円)など、前菜や点心、麺類、一品料理、揚げ物、飯類などグランドメニューは約40種類を用意。ドリンクは、ビール(460円~)、チューハイ(300円)、ソフトドリンク(200円)をそろえる。
地域性や客層などを考慮し、店舗ごとに提供するメニューが異なる同社では、店舗主動で個店ごとに地域差を出す。「店舗独自のメニューが多い」と同社の鈴木専務。「全国は同じマーケットではない」とし、反響をみながら店舗ごとにメニューや戦略を組み立てる。
同店ではビジネスマンを中心に、600円~800円の客単価を想定するほか、30種類以上のフードがテークアウトできることから、買い物帰りの主婦の利用も見込む。「広島市内に1店舗ということはない」と今後も広島市内への出店を計画するという。
営業時間は11時~23時。