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広島で学生による「学生のためのミスコン」-男女12人が最終選考へ

ミスコンを主催するスイミーが撮影したストリートスナップ。手には、ミスコンの告知チラシも。

ミスコンを主催するスイミーが撮影したストリートスナップ。手には、ミスコンの告知チラシも。

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 広島の大学や専門学校に通う学生が主役のミスコンが12月27日、旧広島市民球場横の広島市青少年センター(広島市中区基町)で開催される。

アリスガーデンで開催したプレイベント

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 美男子と美女を決めるミスコン「Ms Mr Contest 2010 グランドフィナーレ」は、学生団体「Swimy(スイミー)」が主催する。同団体は、9月末に解散した広島の学生団体「SUETI(スエッティ)」に参加していた比治山大学の田中優貴さん(21)が独立したもの。スエッティの解散時にフリーペーパーなどの発行は中止したが、すでにミスコンの参加者を集めて活動していたこともあって、田中さんが別団体として独立してイベントの運営を引き継いだ。

 「30年ほど前には、広島でもミスコンは行われていた」と田中さん。当時、問題とされたルックスだけで判断する点や女性のみが対象となることに対処しようと、男性もコンテストに参加できるように部門を新設し、参加者の内面を知っていこうと男女共に面接を繰り返した。再びミスコンを開催することで、「他の学生に刺激やきっかけを与えられれば」と話す。

 ミスコンに登場するのは、4月に集まった50人から選抜された男女12人。選考過程では、同団体のモデルとして活躍する前提で、「長いスパンをこなせる、アクティブさを重視した」という。参加メンバーは、広島大学、広島修道大学、広島市立大学、県立広島大学、安田女子大学、広島女学院大学、比治山大学、広島国際大学など、11の大学と専門学校に通っている学生。

 同日は、最終選考にも残っている広島理美容専門学校の学生がヘアメークに協力。学生によるダンスやライブ、協賛企業とコラボする振り袖ファッションショー、カットショーなども開催する。コンテストでは当日の投票に加え、8月から投票を受け付けているホームページ上での得点やプレイベントでの投票なども加算。参加者が運営するブログの更新頻度もポイントに還元する。各参加者とも、現在8,000~1万5,000ポイントを集めている。

 スエッティに参加して約1年半の間、学業と学生団体の活動を両立させてきた田中さん。今後は、自身の就職活動を行うにあたり、団体組織としての活動にいったん区切りをつけるが、「自分が考えたものが形になることがすごく楽しくてのめりこんだ」と笑顔をみせる。

 開催時間は15時~19時。入場料金は500円。

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