福岡の人気豚骨ラーメン店「金田家」、広島にのれん分け1号店

「金田家和田党」で提供する白濁色のスープが目立つ「黒豚ラーメン」と黒豚ギョーザ

「金田家和田党」で提供する白濁色のスープが目立つ「黒豚ラーメン」と黒豚ギョーザ

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 「ぐるなび」で昨年度「ベストラーメン」に選ばれた福岡県のラーメン店「金田家(かなだや)」(福岡県行橋市)がのれん分けした1号店「金田家和田党」(広島市中区宝町、TEL 082-246-7288)が8月17日、広島市内にオープンした。

オーナーは現役の競輪選手

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 黒豚をつかった豚骨ラーメンを提供する金田家は、元競輪選手の金田和浩さんが昨年オープン。広島に出店した同店は、日本競輪学校時代の同期だった現役競輪選手の和田誠吾さんが経営する。

 和田さんはこれまで26年間、競輪一本でやってきたベテラン選手。飲食店の経営は初めてだが、黒豚の一番だし汁を使うことで、豚骨ラーメン特有の臭みを感じさせない同店のラーメンに「ほれ込み」出店。「迷いはなかった」という。店名には、引退に差し掛かった競輪学校時代の同期も「全国で『金田家』を運営できたら」と和田党の文字を添えた。

 店舗面積と席数は本家「金田家」の約2倍を用意。店舗面積は約30坪で、席数はテーブル=16席、カウンター=13席。従来の4人掛けテーブルよりも縦=15センチ、横=30センチほど、長くゆとりを持たせ、「4人掛けでもゆったり座れるよう」(和田さん)配慮する。

 メニューは、黒豚ラーメン(680円)、チャーシュー麺(880円)、白ネギラーメン(780円)、辛みそラーメン(830円)、黒豚ギョーザ(300円)、ごはん(300円)など。替え玉(150円)や辛みそ(50円)、煮卵(100円)などのトッピングや生ビール(450円)も用意する。

 オープン以降、ブログやツイッターなどの口コミ効果でラーメンは、昼=100杯、夜=50~60杯を販売。スープがなくなって夜に営業できないこともあったという。客単価は約800円で、女性1人での来店も目立つ。広島初進出のラーメンを「いろいろな人に食べてもらい評価してほしい」と和田さん。来秋、店舗近くにリニューアルオープンするSC「フジグラン広島」の集客力にも期待を寄せる。

 営業時間は、昼=11時~15時、夜=17時30分~21時30分。スープがなくなり次第閉店。

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