叡啓大学(学長 有信睦弘、広島市中区)は、2025年5月4日(日・祝)、広島県安芸太田町・井仁地区の棚田で田植え体験を実施します。本取組は、学生が実際に地域に足を運び、自然や人との関わりを深く学ぶ「フィールドワーク型学び」の一環で、今年で3年連続の実施となります。
当日は、国内外から集まった14名の学生が参加し、地元農家やボランティアの方々のご指導のもと、昔ながらの田植え作業に挑戦します。普段は都市部で学ぶ学生にとって、足元の泥の感触や苗を植える手作業の感覚は新鮮で、教室では得られない貴重な学びの場となっています。海外からの留学生も参加しており、国境を越えた交流の機会にもなっています。
「日本の棚田百選」にも選ばれた美しい井仁の棚田で、地元住民の方々のご指導のもと、学生たちは“持続可能な農と暮らし”について実感をもって学びます。
また、田植えの後には、人口減少により耕作放棄され、今は森に還った旧農地エリアを歩いて巡るフィールドウォークも予定されています。土地の変化や地域が直面する課題を自らの目で確かめ、中山間地域が抱える現実と未来について考える時間となります。
本学では、今後もこのような地域と連携した学びの場を通じて、学生たちの探究心と多様な視点を育ててまいります。ぜひ取材いただきますようお願いいたします。