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並木通りそばに60年代の家具が中心のインテリアショップ-カフェ併設

インテリアとカフェの融合店「collect with Cafe」のカフェスペース

インテリアとカフェの融合店「collect with Cafe」のカフェスペース

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 インテリアとカフェの融合店「collect with Cafe」(広島市中区中町、TEL 082-246-0995)が10月31日、並木通り近くにオープンした。

テーブルやいす、カバンもディスプレーする

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 同店は大手町で運営していたインテリアショップ「collect」が拡張移転したもので、店舗面積は約47坪。店内の中央を植栽で仕切り、新たに設けたカフェとインテリアスペースを区分けする。カフェスペースの席数は40席。テーブルやいすなどは、インテリアスペースでも扱うアイテムを使用。「(インテリアを)見てもらうためにカフェを併設して敷居を低くした」(オーナーの岡田秀文さん=34)。

 取り扱うインテリアは60年代のデザインを掘り起こすブランド「カリモク60」「マルニ60」、Eames(イームズ)など。このほか、カバン「エース60」やファイヤーキングの食器もそろえる。「(来年客に)実物を見てもらいたい」と、販売スペースに展示するサンプル品とカフェで使用する家具の入れ替えも予定する。

 岡田さんは、同店を立ち上げるまで靴の小売店に約5年間勤務。入社2年目で主任になったが、「自分の店が持ちたい」と考えるようになり、3年目から興味のあったインテリアでの独立を考えるようになった。小売店での店長も経験し、「経営の勉強をする中で起業に興味を持った」とも。

 独立を決めてからは月に5万円ずつ貯金を始め、26歳のとき300万円を元手に起業。立地条件のよい場所になかなか出店することができなかったが、南区、中区と移転。今回、一念発起してカフェを併設したインテリアショップを開いた。

 カフェでは、数量限定ランチやケーキなどのスイーツ、コーヒーや紅茶などを用意。「空間を楽しんでほしい」と岡田さん。夜は、サラダや前菜、パスタなども提供する。食器はファイヤーキングなど、販売するアイテムも一部利用。客単価は、昼=900円、夜=1,500円を見込む。

 ターゲットは、カフェ=女性、インテリア=男性を想定。同所で営業することで、双方の利用客層拡大を狙い、月商500万円を目指す。

 営業時間は、インテリア=12時~19時、カフェ=12時~23時(金曜・土曜は24時まで)。水曜定休。

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