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広島の建築物を紹介する「ガイドブック」-アンデルセンなど70件を紹介

建築ガイドブック「HIROSHIMA ARCHITECTURE」表紙

建築ガイドブック「HIROSHIMA ARCHITECTURE」表紙

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 広島市内にある70の建築物を紹介する建築ガイドブック「HIROSHIMA ARCHITECTURE」が現在、広島市内で配布されている。

建築見学ツアーで回った建物

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 建築を見て歩く楽しみを伝えようと市民団体「アーキウォーク広島」が制作したガイドブックは、広島アンデルセン(広島市中区本通)や福屋八丁堀本店(胡町)、PENCILビル(袋町)など広島市内中心部の建築物をメーンに紹介する「建築ガイドブック」。

 建築巡りのマナーやコツ、広島市内を4つのゾーンに分けたエリアマップ、現地の地図や交通アクセス、開館時間などを32ページにわたって掲載。利用者の立場に立った編集を行い、「本当に使えるガイドブックを目指した」という。

 このほか、広島で活躍する土井一秀さんら3人の若手建築家による座談会も収録するなど、建築に関心が薄い層への関心を喚起させる狙いもある同書。「建築物を巡ることで、広島の街を見て回る「観光都市」としての発展や地域の活性化につなげたい」としている。

 発行部数は7,000部。広島平和記念公園レストハウスや広島駅観光案内所、広島市まちづくり市民交流プラザ、広島県立美術館などで無料配布しているほか、ホームページからダウンロードすることもできる。

 建物が持つ「誇れるもの」を一般公開することで、都市の魅力を向上させる建築公開イベントを開催しているアーキウォーク広島。10月には、市営基町高層アパートや太田川基町環境護岸、世界平和記念聖堂など5カ所を回る建築見学ツアーや被爆建物を改装したイタリアンレストラン「ソットスタッツィオーネ」(南区宇品御幸3)で若手建築家をゲストに迎えたトークセッションと交流パーティーを開いた。

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