広島の百貨店「福屋」(広島市中区胡町、TEL 082-246-6111)は1月14日から、「イタリア展」を開催する。同店が1月の企画展で食品催事を行うのは初の試み。
日本のイタリアンの草分け的存在でもある片岡護シェフが手がけるリストランテ「アルポルト」(東京都港区)が出店する同展。「海の幸とズッキーニのラグーソース」「キャベツとカラスミのスパゲッティ」など5種類のパスタの提供や会期中には片岡シェフが来場し、パスタの作り方を実演でレクチャーする。
このほか、イタリア直輸入の小麦粉と自家製のモッツアレラチーズで作ったピザを提供する広島のイタリアンレストラン「ゾーナイタリア」(西区古田台2)もブース出店。館内の飲食フロアに出店するイタリアンレストラン「ラ・セッテ」は、イタリアトスカーナ州のワインメーカー「フレスコバルディ」から、エリカ・リバルディさんを招いて5種類のワインと食事のコラボ企画を実施する。バリスタの野崎晴弘さんは会場内に「ロスパッツィオ」をオープンし、カプチーノ(551円)やエスプレッソ(420円)の表面にミルクやチョコレートでイラストを描くラテアートも披露する。
福屋では昨年創業80周年を迎えたのを機に、「新しい企画やイベントに挑戦し、新しい福屋を提案していきたい」(営業本部広報担当藤岡さん)と同展を企画したという。催事に加え、本館の全フロアでも「イタリアウィーク」として盛り上げる。
開催時間は10時~19時30分(最終日は17時閉場)。今月19日まで。アルポルトの料理教室は参加無料、ラ・セッテのイベントは2,100円(要予約、TEL 082-246-6966)