広島駅そばの再開発地区にカフェ新店-「女子飲み」利用が増加

カフェ「アンロビ」のキッチン前にて。写真左から西村知恵さん、千波さん、美津子さん。

カフェ「アンロビ」のキッチン前にて。写真左から西村知恵さん、千波さん、美津子さん。

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 再開発が進むJR広島駅北口周辺に今夏オープンした雑貨とリフレクソロジーを併設したカフェ「UnRobi(アンロビ)」(広島市東区光町2、TEL 082-261-3366)で、「女子飲み」の場として利用が増えている。

雑貨目当ての来店もあるというカフェ店内

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 メーンとなるカフェスペースにアンティークなどの雑貨を集めた雑貨スペース、扉で仕切られた「天井裏のような」リフレクソロジースペースを併設した同店。女性をターゲットに据えており、平日の価格を抑えた約25食限定のランチ(650円~700円)やティータイムに利用するOLや主婦を中心にリピーターを増やしてきた。

 周囲には、定食屋や居酒屋は多いが、アルコールも楽しめるカフェが少ないことから最近ではディナータイムにOLら女性同士の「女子飲み」利用が目立ってきた。予算に応じて誕生日ケーキの準備やリフレクソロジーのプレゼントを組み込むなど少人数でのパーティー利用が多く、貸し切りも可能だという。営業時間が22時までと「2軒目」利用が難しいため、ディナータイムでは「1軒目」から利用できる店を目指す。

 カフェ運営するのは、「雑貨カフェ」の開業を結婚当初から考えていた店長の西村千波さんを中心とした西村さん家族。千波さんが子育てや主婦業の傍らで温めていた「雑貨カフェ」の夢は、義姉の知恵さんがフェイシャルトリートメントやリフレクソロジー店の開業を考えてきたことがきっかけで「せっかくなら一緒に店をやろう」と家族の協力を得て実現したもの。

 店舗は、住居用の3LDKの住まいを半年かけて改装。店内に並ぶテーブルは天井の廃材を利用し、什器にはこれまでためていた材木や廃棄処分される前の家具を使用するなど手作りの店へのこだわりを見せる。運営は、店長の千波さんを中心にリフレクソロジーを知恵さんが、カフェの補助は母の美津子さんが、それぞれ作業を分担しているという。

 営業時間は、月曜~土曜=10時~22時、日曜・祝日=10時~17時。

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