広島の良さをスクリーンで表現-自主制作映画で広島を活性化

交番前での撮影シーン。交番はうらぶくろの荒川歯科。

交番前での撮影シーン。交番はうらぶくろの荒川歯科。

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 「広島の人や街の良さをスクリーンで表現したい」と広島の活性化を目的に集まったメンバーで自主制作する映画「Hiroshimaピープルズ 愛のカタチ」の記者会見が9月10日、広島のリビングバー「aulea(アウレア)」(広島市中区本通)で開催された。

制作記者会見の様子

 同作は、将来結婚を誓った警察官の男性と出版・エッセイスト職の女性の2人が、身内が関与する殺人事件に遭遇し、因果関係がもとでこじれていく人間ドラマ。原案は同作にも出演する学生木崎裄市さんが手がけ、広島市在住の山中富雄さん(47)が監督を務める。

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 主演するのは、カフェバー「Rock’N Jam(ロッキンジャム)」(袋町1)代表の上代隼平さん(23)と広島の劇団「黄金山アタック」の加藤あすかさん(23)の2人。前作の上映会場に店を提供してことをきっかけに山中監督と知り合った上代さんは、映画制作に興味があったことに加え、長身やしっかりとした体格が「主演の警察官にぴったり」と監督からオファーを受けた。

 上代さんは店の営業時間の合間を縫ってロケに参加。「役になりきろうと思うとセリフが抜けることもある」と初の演技に戸惑いを見せながらも現場のムードメーカーとして、スタッフや周辺を通る住民らに積極的に声をかけている。

 同作には、広島修道大学や広島経済大学など映画研究会に所属する学生もスタッフとして参加。「若い人の息を感じた作品になれば」(山中監督)と本編の一部演出や編集を学生が担当している。現在、撮影は4分の1ほど終えたが、引き続き広島市内や呉の波輝カフェなど周辺でロケーションに優れた場所で撮影を行い、10月初旬のクランクアップを目指す。

 上映時間は約1時間。映画の完成は年末を予定しており、広島市内の公共施設やプロジェクター設備のある飲食店での上映を予定する。