広島・袋町に昭和30年代をテーマにした居酒屋-個室は「商店街」をイメージ

映画のポスターや国旗がかかった居酒屋「半兵ヱ(はんべい)」店内

映画のポスターや国旗がかかった居酒屋「半兵ヱ(はんべい)」店内

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 店内の雰囲気、メニュー、価格などあらゆる面で「昭和30年代」をテーマにした居酒屋「半兵ヱ(はんべい)」(広島市中区袋町、TEL 082-545-4411)が5月、広島パルコや並木そばのうらぶくろ通りにオープンした。運営会社のドリームリンク(秋田県秋田市)が西日本へ直営店を出店するのは今回が初。

白黒のアニメが流れる店内には玩具も

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 店舗の外観から内装まで昭和30年代のポスターやブリキなどの玩具でディスプレーする同店。レトロな色彩が人目を引く外観に加え、店内は「おもちゃ屋」「八百屋」「駄菓子屋」「バー」「電気屋」商店街をイメージした個室が連なる。店舗面積は約24坪、席数は個室を含め55席。

 グランドメニューは、「はんぺんのチーズ焼」(360円)、フランクフルトに使用するウィンナーで「タコ」を作り、頭に花火を刺して客席に運ぶ「タコ入道ウインナー」(380円)、岡山のB級グルメ「えびめし」(390円)など約100種類。くし焼き、生刺し、揚げ物、鉄板、おでん、サラダなどの料理や駄菓子などを取り扱う。

 ドリンクは、樽生(290円~)、カクテル(290円)チェリーが入った各種サワー(330円)、みちのく岩手県から取り寄せた「どぶろく」(480円)など。戦時中、上流家庭でひそかに人気があったという「コーシー焼酎」(390円)は当時の製法をまねた自家製を提供する。このほか、2,500円で2時間から飲み放題の「宴会コース」も用意するが、「薄利多売」をモットーにする同店では、料金を低めに設定することから単品での注文が多い。

 同店では、17時~20時にはビジネスマンが、21時ごろからは近くで働くアパレル関係者らが仕事帰りに立ち寄ることも多く、来店客は20~70代と幅広い。日曜には家族連れが訪れることもあるという。

 営業時間は、日曜~木曜=17時~24時、金曜・土曜・祝前日=17時~翌3時。予約は15時から受け付ける。

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