和菓子の老舗ブランド「叶匠寿庵」、福屋本店に中四国初のカフェ

写真=「長寿生の郷」のシンボルである長屋門をイメージしたエントランス(イメージ図)

写真=「長寿生の郷」のシンボルである長屋門をイメージしたエントランス(イメージ図)

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 和菓子の老舗ブランド「叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)」(本社=滋賀県大津市)は4月12日、広島・福屋八丁堀本店(広島市中区胡町)6階に中四国初のカフェ業態「カフェ&レストラン叶匠寿庵」(TEL 082-246-6410)をオープンする。

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 1958年創業の同社は、百貨店を中心に全国に約50店舗を展開するほか、本社のある滋賀県内には農園や菓子工房もある6万3千坪の庭園「寿長生の郷」を持つ。

 新店は「寿長生の郷」をイメージして作られたもので、店舗面積は約46坪、席数は個室1室(8人)を含む全56席。白壁に橙色の間接照明を使用し、「和の空間の中にもカジュアルな雰囲気を取り入れた」(福屋の浜本さん)という。

 メニューは、ランチ=「叶御膳」(1,680円)、「親子丼御膳」(1,380円)、「おそば御膳」(1,380円)ほか。14時以降は、注文を受けてから作り始める「本葛」(845円)をメーンに、「あんみつ」(840円)、「ぜんざい」(945円)、「本わらび」(840円)など甘味を充実させた。想定客単価は1,300円。

 運営は、広島で飲食店を展開する鎌屋(中区本通)が行う。同社の起用に関して「オペレーションを万全にしてオープンに臨みたかったから」と福屋の浜本さん。鎌屋の鎌谷社長は「百貨店への出店ということもあり幅広い年齢層のお客さまに来てもらいたいが、メーンとなるターゲット層は団塊の世代」と話している。売上目標は年商6,000万円。

 店長に抜擢された古市さんは「叶匠寿庵」の他店舗で研修を終え、間もなくオープンを迎える。「お客様にとって居心地の良い空間にするため動作や仕草一つ一つを意識したい」(古市さん)という。営業時間は、日~木曜=10時~19時30分、金曜・土曜は20時まで。

叶匠寿庵

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