エネルギーと色彩にあふれたブラジルアート展-移民100周年で開催

お菓子の包装紙を使用した作品。ベアトリス・ミリャーゼス
《メガ・ボックス》2008年
Photo: Fausto Flelury
Courtesy: Galeria Fortes Vilaca, Sao Paulo

お菓子の包装紙を使用した作品。ベアトリス・ミリャーゼス 《メガ・ボックス》2008年 Photo: Fausto Flelury Courtesy: Galeria Fortes Vilaca, Sao Paulo

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 日本からブラジルへの移民100周年を迎えた昨年から、各地でさまざまな催しが行われる中、広島市現代美術館(広島市南区比治山公園、TEL 082-264-1121)は1月24日から、「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」展を開催する。

鮮やかな色彩が目立つ展示作品

 1908年に全国から神戸に集まった781人を乗せてブラジルへ渡った第1回目の移民船「笠戸丸」には広島県から42人が乗船。海外最大の日系社会を築いたブラジルに戦前戦後を通して約24万人の日本人が移民し、広島からも新天地のブラジルを目指し多くの人々が渡航した。

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 同展では、ブラジルと日本の文化芸術における共通点に着眼し、1960年代から現代までの生き生きとしたエネルギーと色彩にあふれたブラジルアートを紹介する。参加アーティストは、エリオ・オイチシカさんやエルネスト・ネトさん、マレッペさんら23組。10メートルと6メートルの大きな布の中にビーズを入れたクッションのような作品や1960年代に作られた立体迷路のような体感型の作品など、建築、写真、ファッション、映像ほか幅広いジャンルの平面と立体の作品を半数ずつ展示する。

 関連イベントとして、広島で活動するサンバ・ボサノバユニット「Banda Rosinha de Hiroshima」によるライブ(1月24日)、参加アーティストのエリカ・ヴェルズッティさんによるトーク(同25日)、ブラジルの舞踏風格闘技「カポエイラ」のデモンストレーションと体験会(2月8日)を行うほか、同22日には自家焙煎(ばいせん)コーヒーショップ「green coffee」(段原1)の上村英和さんを講師に迎え、コーヒーの基礎知識やブラジル産のコーヒー事情の紹介、産地の異なるコーヒー豆「ブラジル」を使用したテイスティングやドリップを行う。22日は事前の申し込みが必要。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。入場料は、大人=1,030円、大学生=770円、小中高生=510円。月曜休館。3月1日まで。

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