広島中心部「縮景園」のモミジが見ごろに-限定ライトアップも

見ごろを迎えた広島市内「縮景園」のモミジ。枝には松ぼっくりも。

見ごろを迎えた広島市内「縮景園」のモミジ。枝には松ぼっくりも。

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 広島市内の縮景園(広島市中区上幟町、TEL 082-221-0515)で開催されている「もみじまつり2008」でメーンとなるモミジが見ごろを迎え、同21日、モミジのライトアップが始まった。

鮮やかな朱に染まったモミジ

 国指定の名勝・縮景園は、広島藩主の浅野長晟(ながあきら)が1620年から別邸の庭園として茶人として知られる家老・上田宗箇が作った庭。名称は、幾多の景勝を集め縮めて表現したことからその名が付いたが、中国杭州の西湖を模して縮景したとも伝えられている。日本を訪れる外国人観光客向けにフランス語で販売されているミシュランの実用旅行ガイドブック「Voyager pratique Japon」にも掲載されている。

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 園内には27の紅葉、イチョウの黄葉ポイントがあり、園内中央の「濯纓池」の水面には周辺に植えられたモミジが反映する。ライトアップは、日が落ちた17時ごろから行い、園内に植えられたモミジの一部を照らし、湖面には灯籠(とうろう)を浮かべて篠笛や琴の調べを流す。

 「もみじ」をキーワードにしている祭りでは、モミジ弁当、モミジ郵便局、モミジステージとネーミングにモミジ使用した企画を用意している。園内の売店に設置した、特別郵便局のモミジ郵便局では同園オリジナル年賀はがきの販売を行い、その場で投函も可能。同祭りでは、週末を中心に15のイベントを開催。イベントを盛り上げる「2008もみじ娘」には広島市内在住の学生、井川さんと隠地さんの2人が選ばれた。24日には、京都の舞妓・富美珠さんが京舞を披露する。

 「もみじまつり」は同園の指定管理業者イズミテクノ(西区商工センター2)の自主企画事業。施設の新たな魅力作りを推進し、活性化を図ろうと企画した。同社は、指定管理者制度の導入により今年4月から縮景園と広島県立美術館の管理運営業務を行っている。

 「この時期の縮景園は市内中心部にありながら美しい紅葉を見ることができる」と同社企画営業部門の相馬茂さん。「イベントを通して縮景園の存在を広くアピールしていきたい」とも。

 開園時間は9時~17時(ライトアップは9時~19時)。もみじまつりは11月30日、ライトアップは同23日まで。

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