
今秋初開催する建築文化の祭典「ひろしま国際建築祭2025」の鑑賞パスポート販売が7月1日、オンラインなどで始まった。
日本を代表する建築家が一堂に集まり、福山市と尾道市を中心会場に10月4日~11月30日の約2カ月間にわたって建築家による講演会や展覧会のガイドツアー、子ども向けワークショップなどを展開する。今後3年に一度のペースで開催を予定する。主催は一般財団法人神原・ツネイシ文化財団。
今回は、建築を通じて地域と世界を「つなぐ」ことをテーマに、福山・尾道エリアの美術館や寺院など、7会場で建築にまつわる8つの展示を行う。参加作家は、安藤忠雄さん、妹島和世さん、坂茂さんなど。建築家に加え、若手や地域に根ざしたクリエーターも名を連ねる。
展示会場は、「神勝寺 禅と庭のミュージアム」(福山市沼隈町)、「ふくやま美術館(ギャラリー)」(福山市西町、福山城公園内)、「尾道市立美術館」(尾道市西土堂町、千光寺公園内)、「LOG」「LLOVE HOUSE ONOMICHI」(以上、尾道市東土堂町)、まちなか文化交流館「Bank」(尾道市土堂1)、「ONOMICHI U2」(尾道市西御所町)など。「ONOMICHI U2」会場は観覧無料。福山エリアでは瀬戸内海周辺にサテライト会場を設ける。以上、会場により開催期間が異なる。
鑑賞パスポートは3日間有効。価格は、ウェブ販売=2,500円、会場販売=3,000円。高校生以下、障害者と介助者1人はウェブ申し込みで全会場入場無料。