ギャラリーGでアンコール作品展-空をテーマに粕谷さんの個展

©2007 粕谷周司 「粕谷周司作品展-WHITEMOON(ホワイトムーン)」

©2007 粕谷周司 「粕谷周司作品展-WHITEMOON(ホワイトムーン)」

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 広島でアーティストとして活躍する粕谷周司さんの個展「粕谷周司作品展-WHITEMOON(ホワイトムーン)」が3月20日より、「ギャラリーG」(広島市中区八丁堀、TEL 082-211-3260)で始まった。

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 同展は、同ギャラリー運営企画実行委員が選んだ「Open G Award」第1回最優秀賞受賞者によるアンコール作品展。千葉出身の粕谷さんは、東京の芸術大学を卒業後、友人から「アトリエぱお」の講師に誘われ広島に移住。約10年以上広島で同教室の講師を続けながらアーティストとして作品制作や個展など活動を続けている。

 同展の作品数は約40点で、制作期間は約3カ月。「確かめようのない偉大な存在への思いを作品として形にしたかった」(粕谷さん)ことから、作品のテーマを「空」にした。展示空間を見てから作品制作に取りかかるという粕谷さんは「特に鳥の絵を描くときは父親であることを忘れた。無我夢中だった」と話す。作品はガラスを砂で削る手法を用い、ぼかして「雲」を表現、それに手描きで鷹や鶴など鳥の絵を描いた。「井戸」と名付けたオブジェも展示。「作品に円形が多いのは『地球が丸い』『物事にはつながりがある』ことを表現したかったから」(粕谷さん)という。

 同ギャラリーの紀本さんは「広島で活動するアーティストが何かきっかけをつかむ場所にしたい」という。同21日に行われたレセプションには約50人が参加した。開催時間は11時~20時(最終日は18時)。同25日まで。

galleryG アトリエぱお

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