広島県産の春ガキをさまざまな料理で味わえる「ひろしま春の牡蠣(かき)まつり」が3月8日から、広島市内を中心とした飲食店で始まった。
「春牡蠣」の魅力を県内外に広く周知し、観光のきっかけにしようと広島県が運用する観光プロモーションの一環である「牡蠣食う研(かきくうけん)」が企画。「ひろしま春の牡蠣まつり」は今年で4回目を数える。
初開催した2021年3月は飲食店27店からスタートしたが、年を追うごとに協力店が増え、今年は過去最大の108店が参加する。各店では同じ広島県産でも産地は異なるカキを使った料理を提供する。参加店は、広島駅南口の小規模飲食店街「エキニシ」エリアが31店、流川周辺が35店を占める。
7つの海域でカキを養殖生産広島県産のカキは同じ県内でも生育する海の環境によって味わいが異なる。2023年は水温や気温が例年に比べて高かったことからカキの生育が遅れ、3月が食べ頃という。
営業時間は店により異なる。4月14日まで。